2003年10月アーカイブ
だいぶ寒くなってきました。スーパーに行くと鍋物の材料がちらほらと。前はよく僕の部屋に仲間が集まって「今日は蠣鍋だぁ」とかあぁだのこうだの言いながら次はどこに滑りに行くかなんて相談したもんです。そんな中で生まれた1,000円鍋てのがありまして(笑)。雪山に行くなら休んででもと言う社会不適合な男女混合グループでして、ワンシーズンに25から30回も滑りに行くのでお金を節約してたんですなぁ。特にその内の野郎四人で打ち合わせと称しよく集まってました。夜七時位に僕の部屋に集まって来て暫く世間話をしているのですが時計の針が45分を指すとみんな立ち上がり出掛ける。どこかって?近所のスーパーの叩き売りに。一人250円で閉店間際のスーパーへ。
まず冷凍物の業務用位入ってる冷凍の餃子後は白菜とか椎茸とかとにかく安くなってる野菜を買う。たまに高い物持ってくるヤツがいてそれはダメでしょうとか男四人の買い物は楽しかった。鍋に水をいれ餃子を入れ煮込むと、それだけでもいいダシがでる。たまに土鍋の底で餃子焼いてそこにスープを入れ野菜を少しずつたしていくと中華風の香りがする鍋が出来上がる。胡麻油とかラー油とかをポン酢で割りながらよく食べました。最後はお約束でご飯かうどんを入れ卵でとじて雑炊風に。葱、わかめとか香りと味の出そうな物はあれば入れてたなぁ。皆さんのオススメ鍋とかあったら教えて下さい!
最近はなかなか忙しくて四人で食べる事なくなったけどたまには食べたいものです。ひとつ今気がついたけど節約鍋だったし楽しかったけど一人暮らしはオレだけだったからみんな家で食べてくれば節約に?まぁいい思い出です。
先日の事。気温が下がり北海道から三陸、銚子沖に脂の載りがピークに、そして値段の底値を待ち、満を持して刺身でいけるサンマを仕入れに地元の三浦半島の魚市場へ。日曜日の朝五時位から始まるのだが都内の方からもごそっと人が来る。一般向けに解放しているのだ。大小あわせて10箇所位の港が開催するのだが各港によってあがるものも微妙に違うので欲しい物で行く場所を変えたり、はしごをしたりする。やっぱり鮪を買いに来る人は三崎に集中。貝類はあそこ、鯖はあっちがいいとか色々あるんです。魚以外でも朝取りの野菜類や果物、花等も販売している。とにかく新鮮で安いし珍しい物も(鮪のほほや胃袋その他一杯)何より活気があって気持ちいい!買う時のやりとりが又楽しい。終わりがだいたい八時位ただ人気のある所は売り切れ御免で。朝早くから子供づれの家族もいるしキャンプやバーベキュー前に来て材料の調達の人達もいたり。買った魚を使って定食にしてくれる場所もあるので朝からこのうえないご馳走にありつける!たまには早起きして出掛ける価値ありです。旨い物は産地にあり!これ食い道楽の基本だね。ちなみに刺身用トロサンマ60尾で3,000円でしたっ!
秋、脂ののった秋刀魚と乾いた風が創り出すちょっと贅沢な味、秋刀魚の薫製。気まぐれ屋では秋の定番!
以前オーストラリアからの帰りの機内での事。例の如く機内食が出てきた時、旨い訳ないが綺麗に食べた。その時隣の席の人が「おいしかったですか?」と突然聞いて来た。「いやぁお世辞にも旨いとは?出された物は綺麗に食べる。なんて小さい頃からの習慣で、まぁ貧乏症かな」と笑ったら そうですかぁと肩を落とした。どうかしたのか尋ねたら、機内食を作る食品会社の開発担当の人。担当になって初めての新メニューだったらしい。自分が料理を生業にしてると話したら、色々教えてくれた。まず日本の機内食の衛生基準は世界一厳しいらしい。NASAの宇宙食位厳しいそうです。食べた事がないからピンとこないと言ったら、仕組みを教えてくれた。まず一つのアイテムを作るに当たり決まった班がある程度決まったメンバーで製造する。製造に当たり不特定多数の人間が関わる事を避け食中毒の発生を最大源防ぐ効果と、もし稀に発生した場合にも何処行きの何便の何アイテムの製造は○○班と言った具合に原因を見つけやすいからだそうです。製造過程はまず最初の段階で全ての食材に、煮る焼く等の加工がされた後に味付けや調理に入る。出来上がった製品は全て冷凍されその状態を維持したまま飛行機へ、そしてフライト中の食事の時間から逆算して飛行機の中で解凍し温める。なので旨みの大半は逃げてしまう。ぶっちゃけ味付けには相当量の各種調味料が使われるらしい。他の国の航空会社は又基準が違うらしく、言われてみればエールフランスとか割かしマトモだったような気がする。ただ空の旅を安全に運行するには必要な事なんだろうなと、その時思った。なんで急にこんな話になったのかといえば、それ以後その人とはたまに会ったりしてたが、先週電話があり「もう嫌だ、旨い弁当を自分で作る」と会社を辞めてきたみたい。都内のオフィス街で始めるらしい、いくつもの機内食を開発してきた彼女が作り出すお弁当楽しみであります。四十歳の彼女と仕事を辞める羽目になった旦那様の門出に幸ありますよう。